NYダウが603ドル下げています。
月曜日は春節明けの上海市場が1週間ぶりに開き大暴落が予想されます。
上記の要因から、日経平均の暴落は必至です。
このように、暴落時に、個別銘柄で逆行高した銘柄は、その後強い動きをするのかを過去の相場で検証していきます。
題材は、2018年の後半の暴落局面で、最初に大幅下落した日(2018年10月11日)に逆行高した銘柄が、その後も相場に反して上昇したのかを検証してみました。
大幅下落の入り口で、日経平均は前日比3.9%下げています。
2018年~2019年にかけて、日経平均が3%以上下落した日は、上の6日間になります。
逆行高した銘柄の動き
今回はこのうち、2018年の10月から12月までの暴落期間の初動(10月11日)に逆行高した銘柄の動きをチェックしてみました。
検証した銘柄数
全市場 3621銘柄
個別銘柄の平均変動率 -3.3%
そのうち上昇した銘柄数 151銘柄
1%以上上昇した銘柄数 63銘柄
さて、日経平均が4パーセントも下落した日に、逆に1%以上上昇した、いわゆる逆行高銘柄が、その後本当に強い動きをしたのでしょうか?
以下が結果になります。
63銘柄中、3か月後上昇した銘柄は
上昇した銘柄数 7銘柄
下落した銘柄数 55銘柄
変わらず 1銘柄
結論
逆行高銘柄が強い、なんて言葉をよく聞きますが、まったく通用しません。データの裏付けを伴った言葉以外は信じてはいけませんね!